腱鞘炎(バネ指・ドケルバン)とは
●手指の運動時の痛み
●腫脹と圧痛が、腱鞘部位にある。
●指の曲げのばしがスムーズにいかない。
●バネ指は、腱鞘の狭窄に引っかかり伸びなくなった状態で、外から力を加えると、瞬間的に伸びる様子がバネに似ている状態。
●ドケルバンは、親指の付け根辺りの最も腱鞘炎が起こりやすい部位の症状。
腱鞘炎(バネ指・ドケルバン)の原因
腱鞘(腱が通るトンネルのようなもの)が、同じ動作のくり返しによる過労、手指の外傷、結核、リウマチなどが誘因となって、炎症をおこし、狭窄したためにおこる。と言われています。
基本的には健全な腱鞘であれば、そうそう使い過ぎても炎症は起きません。そういう風に作られています。
しかし、腱鞘自体の位置が不正であれば、腱が鞘に強めに擦り付けられ、炎症が起き、炎症によってさらに動きを阻害されて悪循環を起こします。
これ以外に、炎症が先の腱鞘炎もあります。
腱鞘炎(バネ指・ドケルバン)を自分で治す
病気が起因で炎症が起きているものは、その病気の治療を行うことや、その治療の一環で炎症を抑える治療を行うことになります。
ですので、自分でできることは『安静』になります
それ以外の『原因不明』『使いすぎ』と言われるような、バネ指やドケルバンを含む腱鞘炎も基本は安静です
本来、いずれかの関節の歪みが発生していると考えますので、その歪みが理解できれば、その歪みの解消に努める。
おそらくわからないと思いますので、関節を優しく引っ張ることが、出来ることの上限かもしれません。
整体で腱鞘炎(バネ指・ドケルバン)を改善
(つじ自然整術院の無痛の整体)
病気起因の炎症による腱鞘炎の症状は、病気の治療が優先になりますので、病院での治療が第一選択になります。
その他の腱鞘炎は多かれ少なかれ、関節の歪みが関係しており、さらに自律神経の状態も影響します
当院の整体では、関節の歪みを改善を図るために、当該関節はもちろん、その周囲の筋肉や関節の調整を行い、根本的な改善を図ります。
腱鞘炎(バネ指・ドケルバン)についてもう一言
炎症により、腱鞘の状態が大きく変形している可能性がありますので、その場で痛みの改善が出ないかもしれません。
腱による腱鞘への刺激が常に加わっている状態ですので、『腱鞘の位置が少しましになる→腱からの刺激が少しましになる→炎症が少し収まる→腱鞘の位置をもう少しましにする→腱からの刺激がもう少しましになる→炎症がもう少しましになる→…
このように、程度が悪いと、少しずつ改善の道を図ることになります。